○ 中段  どれもニムフの祭殿の出土品 
       ◇ 水を運ぶ婦人の画像の付いた 初期アッテイカ地方のロウトロポロスの頸部幾つ かと B.C.6 世紀前半の塑造の鉢幾つかと コレ−像。  
       
      ○ 下段  アクロポリスの丘で出土した ア−ケイック期の大理石彫刻品 
       ◎  No.0614  ア−ケイック期のコレ−の大理石の小像 
       ○ 頭部がない。恐らくキクラデス群島の作品で、B.C.530 - 520 年頃の作品である。 
       ◎  ケ−ス  4) アクロポリスの丘で出土したア−ケイック期の大理石彫刻物 
       
      ○ 上段 
       ◎  No.0621 男性の頭部像 
       ○ ア−ケイズム  Archaism(訳注 593)成熟期の年代の美しい手法で作られた 寸  法が等身大より小さい 男性の騎馬者の彫像の頭部である。彫刻家の道具の明らか  な痕跡を隠す ブロンズのヘルメットを頭上に冠っていたということは 大いあり  そうなことである。凡そ B.C. 500 年頃の作品で、その顔付きに見られる 痛烈な  一瞥と知性とが 特徴になっている。 
       ◎  No.0370 有髯の頭部像の部分 
       ○ 明るい色合いが 残っている。首の残っている部分に 他の人物像の左手がある  のは、注目すべきことである。この頭部像は 第  4 室の収蔵品  No.0145 と同じ  作品の一部であったものと考えられている。 
       ◎  No.0623 B.C.520 - 510 年のイオニア地方の騎乗者像 
       ○ 立派なモデリングをしている胴体と この美しい頭部 及び表情に富んだ微笑を  浮かべている顔とは、一人の騎乗者のものである。サイズは小さいけれども、この  作品は、手をかけて 注意を払って制作されている。 
       
      ○ 中段 
       ◎  No.0622 浮き彫りになった 男性像の断片 
       ○ ヘルメスが円錐形の帽子を冠って 描写されている。指の非常に長い右手で シ  ュリンクス  syrinx(訳注 594)を持っている。B.C.570 年頃の作品である。 
       ◎  No.0642 ヘルメス神の 表情に富んだ頭部像 
       ○ 長円形の 幅の狭い顔である。容貌を 気軽にスケッチしたもので、B.C.510 年  頃の作品である。 
       ◎  No.0663 上手に制作された 若者の頭部像 
       ○ 両眼が細くて 斜めに傾いている。多分騎乗者のの頭部であろう。恐らく イオ  ニア地方のもので、B.C.510 年頃の作品で有ろう。 
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